fc2ブログ

奥多摩 一本松南尾根事貫コース、一本松笹久保コース、ムケシノ頭北尾根、一本松北尾根、シンナソー左岸尾根、数馬分岐コース 2021.3.7

場所:一本松南尾根事貫コース、一本松笹久保コース、ムケシノ頭北尾根、一本松北尾根、シンナソー左岸尾根、数馬分岐コース
日程:2021年3月7日
メンバー:タナカ

3/7(日)
06:58 人里発(0:34)一本松南尾根760mコル(0:52)一本松(0:44)北秋川渡渉地点(1:10)ムケシノ頭(0:34)一本松(0:35)下除毛新橋(0:14)寒澤寺(0:59)929m峰(0:55)檜原街道(0:45)人里着 14:20



一本松周辺尾根のコピー



1_20210310000813350.jpg
事貫コースはこの木段から


2_202103100008150b5.jpg
南尾根780m圏にあるお社
ここから尾根を左に外していく


5_20210310000819367.jpg
一本松山頂
この後もう一度踏むことになる


6_20210310000821a36.jpg
笹久保コース752m高点にある壊れた祠


7_202103100008228d2.jpg
笹久保コース740m圏の穏やかな尾根
植林と雑木林の境を進む


8_20210310000824c22.jpg
笹久保コース470m圏の尾根を外す場所にある大きなお社


9_202103100008364af.jpg
川越沢を渡る仮設橋


10_20210310000837074.jpg
北秋川渡渉地点にある木橋


11_202103100008390a1.jpg
ムケシノ頭北尾根は杉林の急登から始まる


12_20210310000840b95.jpg
680m圏で一気に視界が開け、飛び込んできたのは大伐採地
左上の尾根は浅間尾根コース
伐採地の縁に沿って浅間尾根を目指す


13_20210310000842f2a.jpg
一本松北尾根にはいくつかこのような看板があり、以前はよく歩かれていたのだろうか


14_20210310000843366.jpg
電柱の後ろの擁壁から下りてきた
赤い橋は下除毛新橋


15_202103100008455b1.jpg
無人の寒澤寺
ここから最後の登りに入る



南秋川の人里にある五社神社から浅間尾根一本松に伸びる南尾根には、地理院地図上で事貫集落から760m圏のコルを越えて南尾根を巻くように破線が描かれている。ただし入間沢の源頭部付近で点線は途切れており、その先を調べてみたかった。

西川橋バス停脇の人里沢沿いの林道を進む。人家と畑の間を登ると一旦五社神社へ向かう林道に出る。対面に崩れかかった木段があり、たどるとすぐに尾根に上がる。尾根をしばらく登り、五台山をトラバースするようになると一本松南尾根上の760m圏のコルに出る。20mほど高度を上げるとお地蔵さまが安置してあり、古の人々の往来を偲ばせる。
コルまでは道がはっきりしていたが、この先はかすかな踏み跡があったり無かったりで神経を使う。およそ地図の点線の末端に着くと全く踏み跡は途切れてしまった。ある意味で地図の破線は正確だった!無理して入間沢まで進み、沢を詰めて一本松に上がろうかと近づいてみるが、泥の詰まったガリーでとても登る気がしない。仕方なく強引に南尾根に這い上がると902m高点のわずか北寄りに出た。
やれやれと一本松に向かうが、すぐに902m高点に出てしまった。北に進むべきところ南に向かっていたわけで、なんとまぁ。どうもクルマでナビを利用するようになってから体内磁石が鈍くなっている気がする。それとも単なる歳のせいか。
反対方向に進むとまもなく馬頭観音が安置された浅間尾根コースを横切り一本松山頂へ。山頂から、「山と高原地図」では破線、「登山詳細図」では廃道となっている笹久保へのコースへ進む。山頂からわずか下った890m圏で広い尾根を真っ直ぐに進みそうになるが、こちらは後から下る一本松北尾根。判りにくいが右に進入。はっきりした尾根筋に入ってしまえば踏み跡もはっきりしていて問題無い。尾根を外れて川越沢に降り立つと、上流方向にワサビ田が広がっており年配の男性が作業していた。
北秋川を一旦渡り笹久保コースを終了とする。再度木橋を渡りなおし、ムケシノ頭北尾根に向かう。北尾根は小沢を挟んで2本並行しているが、東側の方が主尾根っぽいのでそちらを選んだ。
始めこそ急だが、段々緩傾斜になってくる。680m圏で突然樹林帯が開け、大伐採地が目の前に広がった。浅間尾根コースを頂点に谷底まで丸裸である。あまりの開放感にしばし見とれてしまう。
一休みの後、伐採地の縁をたどり浅間尾根コースを横切って、なんの標識も無いムケシノ頭山頂へ。ここまでで今日の予定の半分を消化。少々疲れてきたが気合いを入れ直し再び一本松山頂へ。再度北尾根に入る。上部は尾根が広く気を遣うが、下るに従い尾根が細くなり心配なくなる。
左下に藤倉ドームが見える頃からスズタケのヤブがうるさく、トゲの生えた木も多くイテテイテテで堪忍どすえ〜状態。最後は擁壁の上を左に下ると藤倉に向かう車道に降り立った。
もうかなり疲れたがもう一度浅間尾根を越えてクルマを停めてある人里まで戻らなければならない。バスで来ていたら間違いなくここでおしまい。年老いた体にムチを打ち白岩沢林道に進む。
寒澤寺の墓地の左端からシンナソー左岸尾根に上がる。道ははっきりしているが、体が重い。ストックを頼りにヒイヒイ無心に足を前に出す。意識が飛びそうになる頃929m高点に到着。後は下るだけである。数馬分岐から浅間坂へ向かうが、止めておけばいいのに色気を出しコースを外れ地図にある破線に入るとこれが大失敗。途中で道は消滅し林道を大回りする羽目になってしまった。素直に一般登山道を下っていればと反省しきり。
檜原街道に出て、先日も寄ったパン屋さんで再度石窯焼きパンを購入し車道をテクテク人里へ。長い1日がやっと終わった。




スポンサーサイト



Comment 0

WHAT'S NEW?